【天然物化学】生合成経路まとめ【薬剤師国家試験】


モルヒネが何由来かすぐ忘れちゃうんだよね…

生合成経路は構造式がめちゃくちゃ重要!
過去問を使って要点を解説していくよ。
ポイント


一目瞭然じゃん!

後は構造で理解すれば問題が解けるようになるよ!
97回

答えは1と3。

2 ピロカルピンはヒスチジン由来。
(イミダゾール)
4 エボジアミンはトリプトファン由来。
(インドール)
5 トロパン骨格はオルニチン由来。

98回


1
カンプトテシンはインドール環を持たないが、中間体のストリクトシジンが転移反応などを経てキノリン骨格を形成する。


2 レスベラトロールは酢酸マロン酸経路&シキミ酸経路で生合成される。

3
ポドフィロトキシン:シキミ酸経路
テトラサイクリン:酢酸ーマロン酸経路


4

答えは4。
102回

A ホルボール
B ポドフィロトキシン(リグナン)
C エモジン(アントラキノン)
D ケルセチン
E レセルピン
1
2

3 酢酸マロン酸経路↓

1分子のアセチルCoAと7分子のマロニルCoAからC16のオクタケチドが生成し、これが脱炭素を介して縮合しC15のエモジンが生成する。
4 ケルセチンはフェニルプロパノイド+マロニルCoAから生合成される。


C7となった縮合体がフェニルプロパノイドと脱炭酸を介して縮合しケルセチンが生成する。
5 インドールを含むのでトリプトファンから合成される。
答えは2と3。
103回

A レスベラトロール
B ダイゼイン
C エモジン
D カフェ酸
E パパべリン
1

2、3
エモジンとドキソルビシンの環状構造は酢酸ーマロン酸経路で生合成される。

4
ダイゼインで言えばベンゼン環+プロパン骨格
5 パパべリンはチロシン由来のイソキノリンアルカロイド。

答えは1と4。
105回

1 ノスカピン
2 コデイン
3 エルゴメトリン
4 キニーネ
5 スコポラミン
1,2 イソキノリンアルカロイド(ノスカピン、ベルベリン)やモルヒネ、コデインはチロシン由来のアルカロイド。

3 エルゴメトリンは構造にインドールを含むのでトリプトファン由来だと分かる。
4 キニーネ(キノリンアルカロイド)はインドール環を持たないが、中間体のストリクトシジンが転移反応などを経てキノリン骨格を形成する。
カンプトテシンを参考にして欲しい。

5

答えは3と4。

