抗体の構造【薬剤師国家試験107回問108】
hachi@11
Hachi薬


以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 2-メルカプトエタノールを加えて熱変性を行ったのは、実験2である。
2 バンド1から抽出したタンパク質は、電気泳動前のIgG1よりも強く抗原Xに結合することができる。
3 バンド2、バンド3の分子量は、それぞれ 100 kDa、50 kDa と見積もられる。
4 バンド3のタンパク質は、熱変性によって切断された重鎖の断片である。
5 バンド2とバンド3のタンパク質は、いずれも抗原結合部位を含む。
答えは1と5。
実験1 還元剤不使用
実験2 還元剤使用
2 熱変性によりタンパク構造が破棄されているため電気泳動前のIgG1よりも強く抗原Xに結合することはできない。
3 SDS-電気泳動では分子量が小さいもの(軽い)程、遠くに泳動される。

H鎖とL鎖の分子量比は2:1なので、
H鎖=100kDa
L鎖=50kDaだと分かる。
バンド2 H鎖×2
H鎖1個当たりの分子量:50kDa
バンド3 L鎖×2
H鎖1個当たりの分子量:25kDa
4 軽鎖。
